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12月11日 5時07分ノーベル賞

ノーベル賞の受賞者を祝う恒例の晩さん会がスウェーデンの首都ストックホルムで始まり、文学賞を受賞した日系イギリス人の作家、カズオ・イシグロさんが自然科学系の3賞や経済学賞の受賞者とともに出席しています。

晩さん会は、日本時間の午前3時すぎストックホルムの市庁舎の「青の間」で始まり、グスタフ国王をはじめとする王室のメンバーや、受賞者とその家族などおよそ1350人が出席しています。

授賞式を終えたイシグロさんも日本時間の午前2時すぎ夫人のローナさんとともに会場に到着しました。授賞式の感想を問われると「最高でした」と笑顔で答えていました。

晩さん会では、毎年、テーマを決めて会場の飾りつけや音楽が選ばれ、ことしは、北極やオーロラをモチーフにしたものとなっています。

イシグロさんは、地元のシェフが考案したコース料理を、リラックスした表情で、楽しんでいました。

晩さん会は、例年、およそ4時間近くに及びます。そして、食事が終わると、賞を創設したアルフレッド・ノーベルが遺言に残した順番に従って、受賞者がそれぞれスピーチを行うことになっています。