震災ガイド 需要減少で課題共有

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/6043628611.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

東日本大震災の教訓などを伝えるガイドについて意見を交わす会議が宮古市で開かれ、
時間の経過とともに需要が減少しているとして、
活動内容を充実させようと、各団体が課題を共有しました。

この会議は、震災で津波の被害を受けた自治体や旅行会社などが、17日、宮古市で開いたもので、
大船渡市や田野畑村、それに宮城県気仙沼市でガイドを行う団体などから10人あまりが参加しました。

震災後、ガイドの需要は年々減少しているということで、参加者からは、その原因として、
被災地を訪れる人たちがどんな内容を求めているか把握しきれていないこと、
活動内容についてPRが足りないことなどを指摘しました。

そのうえで、各団体が課題を共有するなど、連携強化を図りながら活動内容を
充実させていくべきだといった意見が出されていました。

震災の津波で壊滅的な被害を受けた宮古市田老地区でガイドを行っている元田久美子さんは
「若い世代の意見も聞くことができて参考になった。
ほかの団体と協力しながら、多くの人に訪れてもらう方法を考えていきたい」
と話していました。

各団体では、会議で出された意見をもとに、ガイドを充実させるための具体的な方法を検討することにしています。

12/18 12:39