【エリコ共同】中東訪問中の河野太郎外相は26日、ヨルダン川西岸エリコで日本が整備している農産業団地を訪れ、団地の機能拡張を含めて新たに約4千万ドル(約45億円)のパレスチナ支援を行うと発表した。イスラエル、パレスチナ双方と良好な関係にある日本として、パレスチナの経済発展を通じて中東の安定化に貢献し、存在感を示す狙いがある。

 河野氏はパレスチナ自治政府のハムダラ首相とともに団地の敷地拡大工事の開始式典に参加。「パレスチナの友人として日本らしいやり方で和平の実現に一層貢献すべきだと信じている」とスピーチした。

配信2017/12/26 19:15
共同通信
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