山口組が餅つき、地元住民の参加も 県警が警戒
2017/12/28 15:47

指定暴力団山口組が神戸市灘区の総本部で餅つき行事を開いたことが28日、
捜査関係者への取材で分かった。
全国の直系組長や組員の家族らも集まり、兵庫県警が情報収集と警戒に当たった。

捜査関係者によると、山口組が例年12月28日に行う恒例行事という。
指定暴力団神戸山口組と分裂した2015年末は中止されたが、16年末は実施された。
この日は朝から車や徒歩で組員らが総本部に集まった。
本部内には屋台を設けている模様で、組員の家族らも集まった。

複数の地元住民も餅をもらいに訪れた。
近くに住む女性は「餅をもらうことは悪いとは思っていない。
私は被害を受けたことがないから」などと話した。

神戸新聞NEXT
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201712/0010855226.shtml
山口組総本部で地元住民がもらった餅=28日午前、神戸市灘区篠原本町4
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201712/img/b_10855227.jpg
兵庫県警が警戒する中、餅つき行事に集まる山口組の組員ら=28日午前、神戸市灘区篠原本町4
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201712/img/b_10855228.jpg