長野県教委 LINE使ったいじめ相談窓口を再び開設へ
日本放送協会:2018年1月4日 6時29分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20180104/k10011278311000.html
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長野県教育委員会は、中学生や高校生を対象にした無料通信アプリ「LINE」を使ったいじめなどの相談窓口を、去年9月に続いて、入学シーズンの新年度はじめにも再び試験的に開設することになりました。

長野県内で未成年者の自殺率が高い状況が続く中、長野県教育委員会は、気軽に悩みを打ち明けてもらおうと、去年9月、若者に普及している「LINE」を使って県内の中学生や高校生を対象にした相談窓口を試験的に開設し、
2週間の期間中に電話相談の平均の55倍にあたる547件の相談が寄せられました。

県教育委員会は、高校1年生や中学1年生など学校に慣れていない子どもたちからの相談が多かったことや、さらに効果の検証が必要なことから、新年度予算案に1090万円余りを要求して、早ければ入学シーズンの新年度はじめにも再び試験的に窓口を開設することにしています。

県教育委員会は、最大で60日程度、相談窓口を開設して、本格的な導入に向けて検証を深めたいとしています。