https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180104-00000086-jij-soci

海上保安庁は4日、北朝鮮籍とみられる木造船の漂流・漂着が2017年は104件確認されたと発表した。

前年と比べ58%増え、統計を取り始めた13年以降で最も多い。11月に急増して28件、
12月は45件に上り、月別の確認件数でも両月が過去1、2番目の多さとなった。

確認された遺体は35遺体、生存者は42人で、いずれも過去最多だった。
海保は、日本の排他的経済水域(EEZ)で操業していた船が10月下旬以降の荒天によって
流されたと分析。日本海中部の好漁場「大和堆」で違法操業への監視を強化したことも
確認の増加につながったとみている。