県は19日、海水浴場で女性を盗撮するなどしたとして、森林整備課の満吉亮介技師(28)を同日付で懲戒免職処分とした。

 県によると、満吉技師は昨年7月9日午後、下関市内の海水浴場のシャワー室で、シャワー中の女性をスマートフォンで撮影。女性に見つかり逃げた後、市内の別の海水浴場で再び同様の盗撮をしたとされる。

 小串署の捜査で、2015年から海水浴場での盗撮を繰り返し、山口市でも県公舎に住む女性職員の部屋へ侵入し、盗撮していたことが判明。昨年、下関区検に書類送検され、下関簡裁から今月11日、罰金10万円の略式命令を受けた。

 県人事課は「常習性が高く、極めて悪質だ」と話した。

https://mainichi.jp/articles/20180120/ddl/k35/040/463000c