王滝村で草津白根山の噴火で亡くなった自衛隊員を悼む声
1/24(水) 20:14配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180124-00321645-sbcv-l20

きのう長野県との境に近い群馬県の草津白根山が噴火し、近くにいた1人が死亡、11人が重軽傷を負いました。
4年前に噴火した御嶽山のふもとでは、亡くなった自衛隊員を悼む声が聞かれました。
草津白根山の本白根山はきのう午前に噴火し、ふもとのスキー場で訓練をしていた陸上自衛隊の49歳の男性隊員が噴石にあたって死亡し、11人が重軽傷を負いました。
亡くなった隊員の男性は、第12旅団第12ヘリコプター隊に所属していました。
この隊は2014年の御嶽山の噴火の際も捜索活動に参加していて、火山灰が降り積もる山頂付近に何度も着陸して行方不明者の捜索にあたりました。
ふもとの王滝村の村民は「自衛隊の方には大勢捜索にあたってもらってありがたかった。
その隊の方が噴火に巻き込まれたことはお気の毒だと思う」「犠牲者のことを思うと痛く感じる」などと話していました。
当時自衛隊との連絡や調整にあたった村役場の森本克則さんは、「御嶽山の山頂にヘリコプターが降りて大勢の方を救出救助した映像が脳裏に焼き付いている。
王滝村に力添え頂いた隊の方が亡くなられたことはとても残念だ」と話していました。
御嶽山ろくは草津白根山の噴火災害にショックを受けながらも、けがをした人の一日も早い回復を願っています。