消防士と整骨院院長を逮捕 偽の診断書で保険会社から現金詐取の疑い 2人は同級生、犯行重ねたか/朝霞署
1/24(水) 23:22配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180124-00010006-saitama-l11

 埼玉県の朝霞署は24日、詐欺容疑で、新座市栄4丁目、埼玉県南西部消防本部元消防士で無職の男(37)と、富士見市鶴馬2丁目、整骨院院長の男(37)を逮捕した。

 逮捕容疑は、2015年12月ごろから16年4月ごろにかけて、元消防士の当時部下だった男性を整骨院院長が経営するふじみ野市内の整骨院に受診させ、肩などにけがを負って約75日間通院治療をしたように装った診断書を作成。損害保険会社に傷害保険金を請求して、現金11万2500円をだまし取った疑い。2人は容疑を認めている。

 同署によると、2人は高校時代の同級生。元消防士の部下ら同消防本部の職員らで組織する運動サークルが傷害保険に団体加入していた。

 元消防士から整骨院への受診を勧められた別の部下が上司に相談し発覚。同本部は16年10月、元消防士を懲戒免職処分にした。

 同署は2人が同様の手口で犯行を重ねていた可能性があるとみて余罪を調べている。