受刑者が焼いたパンが給食に

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/4034435331.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

浜田市の刑務所の受刑者が職業訓練の一環で焼いたパンが近くの小中学校の給食で初めて提供されました。

国と民間が共同で運営する浜田市の刑務所、「島根あさひ社会復帰促進センター」では、
職業訓練の一環で、受刑者がパンづくりを学んでいます。
刑務所の近くにある旭小学校と旭中学校では、25日受刑者がつくっ
たおよそ270人分のコッペパンが初めて給食で提供されました。

このうち旭小学校の5年生の教室では、子どもたちが刑務所の役割についてや、
受刑者が更生し、社会に復帰するためにパンを作っていることをセンターの刑務官から教わりました。
そして給食が始まると、子どもたちはすぐさま長さ18センチほどのパンを口いっぱいにほおばっていました。

センターによりますと、子どもたちがパンを食べることは受刑者に伝えられていて、
センターは、受刑者が社会との接点を持つことで、再犯防止につながると期待しています。

パンを食べた11歳の男子児童は、
「もちもちしていておいしかったです。一生懸命作ってくれたので、
これから感謝の気持ちを持って残さず食べたいです」
と話していました。

パンは今後、月に1回、2つの小中学校の給食で提供される予定です。

01/25 19:41