http://yomiuri.co.jp/national/20180206-OYT1T50081.html
 大陸から強い寒気が流れ込んだ影響で、6日は北陸を中心に日本海側で記録的な大雪となった。

福井市では1981年の豪雪以来、37年ぶりに積雪が130センチを超え、各地で平年の数倍の積雪を観測した。7日から8日にかけて北陸上空はさらに厳しく冷え込む見通しで、気象庁は警戒を呼びかけている。

 同庁によると、6日は北陸各地で24時間降雪量が50センチを超え、午後7時現在の積雪は、石川県加賀市161センチ(平年比約3倍)、福井市136センチ(同約6倍)など。

 大雪の影響で福井県あわら、坂井両市の国道8号では、約1500台の車が約9キロにわたって立ち往生した。県から災害派遣要請を受けた自衛隊などが除雪を続けているが、解消の見通しは立っていない。

 福井市では同日午前8時頃、雪で動けなくなった車内で50歳代の男性がぐったりしているのが見つかり、搬送先の病院で死亡した。一酸化炭素中毒とみられるという。