http://sp.yomiuri.co.jp/culture/20180226-OYT1T50042.html

 2017年の電子コミックスの推定販売金額が、紙の単行本コミックスを初めて上回ったことがわかった。

 出版科学研究所が26日、発表した。

 同研究所によると、紙の単行本コミックスの売り上げは1666億円。前年比14・4%減と過去最大の落ち込みとなった。市場を支えていた人気作品の完結や、新たなヒット作が出ていないことなどが要因。一方、電子コミックスは前年比17・2%増の1711億円と、同研究所が統計を取り始めて以来、初めて紙の単行本を上回った。紙と電子を含めた全体のコミック市場(雑誌含む)は、前年比2・8%減の4330億円だった。