【モスクワ時事】インタファクス通信によると、ロシアのプーチン大統領は、空爆で多数の犠牲者が出ているシリア首都ダマスカス近郊にある反体制派支配地域の東グータ地区について、27日から毎日一定時間、停戦を履行するよう命じた。

 ショイグ国防相が26日、明らかにした。

 停戦が行われるのは現地時間午前9時から午後2時の間。ショイグ国防相は「民間人を脱出させるために人道回廊が設けられる」と語った。

 ロシアが後ろ盾となっているアサド政権軍の空爆により、東グータ地区の死者は550人以上に達し、ロシアに対応を求める声が高まっていた。国連安保理が24日に停戦決議を採択したが、戦闘が続いていた。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180227-00000000-jij-int