景品が取れないよう設定されたクレーンゲーム機を使った詐欺事件で、大阪府警保安課は12日、ゲームセンター運営会社「アミューズメントトラスト」(大阪市浪速区)社長、大平剛(たけ)史(し)被告(33)=詐欺罪で起訴=について、計51件(被害総額約1500万円)の詐欺容疑で送検し捜査を終結したと発表した。

 同課によると、この事件で府警には、今月6日時点で海外の旅行客からも含め295件、約5500万円の被害相談があった。このうち府警は平成28年12月〜29年12月の1都2府15県の被害者分を送検した。同課によると、大平容疑者は大筋で容疑を認めている。

2018.3.12 18:52
http://www.sankei.com/smp/west/news/180312/wst1803120057-s1.html