政府は16日の閣議で、南スーダン国連平和維持活動(PKO)に派遣された自衛隊員のうち、帰国後、在職中に自殺した隊員が2人いる(今月12日時点)との答弁書を決定した。傷病が原因で亡くなった隊員も1人いた。いずれも「死因と南スーダンPKO業務との関連性は認められない」とした。

 死亡場所については関係者のプライバシー保護の観点から答弁を差し控えるとした。同時に「自殺事故防止対策については、強力に推進していきたい」と指摘した。

 2011年11月から今年2月までの間、南スーダンPKOに参加した隊員は延べ3943人。同国へ派遣中に死亡した隊員はいないとしている。

2018/3/16 11:30
共同通信
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