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今月20日でオウム真理教による地下鉄サリン事件から23年となるのを前に事件の風化を防ごうと遺族らが講演した。

事件で夫を亡くした高橋シズヱさん「23年前の事件を現実のものとしてとらえていただきたい」

講演では、地下鉄サリン事件で夫を亡くした高橋シズヱさんが、遺族や被害者にとって事件は続いていると語り、被害者支援の大切さを訴えた。

また、元警視庁捜査1課理事官の原雄一さんは、サリンをまかれる恐れがある中、教団施設に捜索に入ったときの様子などを振り返り、「二度とこのような事件があってはいけない」と語った。

オウム真理教をめぐっては、ことし1月に全ての刑事裁判が終わり、7人の死刑囚が別の拘置所に移送されるなど、法務省は死刑執行に向けた検討を進めているとみられる。

2018年3月17日 18:04
日テレニュース
http://www.news24.jp/articles/2018/03/17/07388275.html