3月18日 4時14分

日本の自動車メーカー各社は、成長が見込まれる自動運転や電気自動車の開発を加速するため、新年度(2018年度)の採用計画では、ITなどに精通した即戦力の人材の中途採用を強化する方針です。
このうち、ホンダは新年度の採用計画で、中途採用を700人と今年度より18%増やす方針です。自動運転や電気自動車の開発を加速するため、ITなどに精通した即戦力の人材を中心に採用するとしています。

また、日産自動車は中途採用を今年度並みの800人とする計画で、2年続けて中途採用の数が新卒の採用を上回る見通しです。

トヨタ自動車も中途採用を増やす方針で、今月、東京に設立した自動運転技術を開発する会社では、国内外の700人のエンジニアを新たに採用するとしています。

成長が見込まれる自動運転や電気自動車の分野には、IT企業なども参入していて、電子工学やITに精通した人材の争奪戦は、業界や国境の垣根を越えて一段と激しくなりそうです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180318/k10011369461000.html
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