大阪府泉大津市の焼き肉店内で、洋弓銃(クロスボウ)状の玩具で男性従業員の顔につまようじを突き刺すなどしたとして、傷害などの罪に問われた同店の店長御園生みそのお裕貴被告(25)に対し、大阪地裁岸和田支部は28日、懲役2年、執行猶予5年(求刑・懲役2年)の有罪判決を言い渡した。

 野路正典裁判官は「常軌を逸した危険で悪質な犯行だが、被害者への弁償を申し出ている」と述べた。

 判決などによると、御園生被告は、店を経営する向井正男被告(42)(傷害罪などで公判中)と共謀。昨年7〜10月、手のひらサイズのクロスボウ状の玩具を使い、男性従業員(35)の顔につまようじ数十本を突き刺すなどした。

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20180328-OYT1T50055.html