農林水産省は28日、高値が続いていた白菜やキャベツの卸値が4月前半には平年並みに戻るとの見通しを発表した。産地では天候による悪影響は少なく、生育は順調だという。農水省が価格見通しを毎月発表している野菜のうち、26日時点で東京中央卸売市場の卸値が平年より2割以上高かったのはニンジン(1・43倍)と白菜(1・24倍)の2品。レタスやバレイショは、平年より2割以上安い。

 野菜の小売価格(全国平均)は、最新の3月19〜21日分で白菜が平年の1・62倍、キャベツが1・49倍。3月に入って2倍を割り込み、値下がり傾向が続いている。(山村哲史)

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