29日、北海道倶知安町のスキー場で、競技スキーの合宿に参加していた横浜市の小学4年生の女の子が死亡した事故で、女の子は練習を終えてふもとに戻る際、インストラクターがそばにいなかったと、一緒に滑っていた子どもが証言していることが警察への取材でわかりました。警察は、女の子がコースの外で木に衝突し、死亡したと見て詳しいいきさつを調べています。

29日午後2時半ごろ、北海道倶知安町のスキー場「ニセコグランヒラフ」で、横浜市中区に住む小学4年生の白濱里織さん(10)がコースの外で倒れているのが見つかり、病院に運ばれましたが、全身を強く打って死亡しました。

白濱さんは、29日午前から中学生4人、小学生7人とともに2人のインストラクターに引率されて練習を行い、昼すぎに練習を終えてふもとに戻る途中でコースから外れて木に衝突したと見られています。

警察の調べによりますと、白濱さんたちが滑ったのは、一部急斜面となっているコースで、練習を終えてふもとに戻る際、インストラクターはそばにいなかったと、一緒に滑っていた子どもが証言していることがわかりました。

当時、インストラクターは、練習をしていた場所でポールを片づける作業を行い、子どもたちに先に下りるよう指示していたということです。

白濱さんは、今月26日から町内のペンションが募集した小中学生対象の競技スキーの合宿に参加していたということで、警察が事故の詳しいいきさつを調べています。

3月30日 12時26分
NHK NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180330/k10011385281000.html?utm_int=news_contents_news-main_004

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