陸上自衛隊久留米駐屯地(福岡県久留米市)は30日、駐屯地内などで大麻を吸引したとして、第4後方支援連隊第2整備大隊の男性陸士長(20)を同日付で懲戒免職にしたと発表した。

 発表によると、陸士長は1月13日、福岡県内で外部から大麻を受け取り、同14日と28日の2回にわたり、同駐屯地の喫煙所などで吸引した。隊員を対象に同15日、無作為の薬物検査を実施し、後日、陽性反応が出たため事情を聞いたところ、使用を認めた。「興味本位だった」と話しているという。

 佐藤真一・同連隊長(1佐)は「誠に遺憾。今後一層、隊員の規律の厳守に努めます」とコメントした。

2018年03月30日 14時42分
YOMIURI ONLINE
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