無許可で民泊を経営し、隠しカメラで客を盗撮したとして、福岡県警博多署は4日、旅館業法違反と軽犯罪法違反の疑いで、民泊のオーナーの男(48)=福岡市早良区=を書類送検した。「備品がなくなるので設置したが、のぞきをしたくなってカメラの向きをベッドの方へ変えた」と容疑を認めているという。
 送検容疑は2016年8月〜17年6月ごろ、福岡市博多区のマンションで、無許可で民泊を経営し、17年6月27〜28日ごろ、韓国人の20代の男女2人を室内に設置したカメラでのぞき見た疑い。
 同署によると、民泊の料金は5000〜7000円で、これまで韓国人や日本人などの約50組が利用していた。火災報知器型の録画式カメラが仕掛けられており、宿泊客がランプの点滅に気づき発覚。相談を受けた韓国総領事館が同署へ通報した。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018040400925&;g=soc