能代市「ねぎ課」新設

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20180404/6010000432.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

能代市特産の「白神ねぎ」の生産や販売を強力に支援しようと、
新年度から能代市に専門の部署として「ねぎ課」が設けられました。
特定の農作物の支援に特化した部署が作られるのは珍しく、
寒い冬にもねぎを生産できる体制づくりに取り組んでいます。

能代市に新たに設けられた「ねぎ課」では特産の白神ねぎの生産と販売を増やすことを目指して、
新年度から課長以下4人が業務に当たっています。
4日は、生産農家をまわって、農家が冬の間に育てた苗の生育状況を確認しました。
もうまもなくするとねぎの苗を畑に植える作業が始まる予定で、
ねぎ課の職員は害虫への対策や気温にあわせた栽培のしかたを農家にアドバイスしていました。

白神ねぎはシャキシャキとした歯ごたえと強い甘みで人気が高まっていて、
昨年度の販売額は過去最高の14億円余りに上っています。
一方で、秋田では気温が低いために冬の生産が難しく、能代市の農家でも
冬に生産しているのは1割程度にとどまっています。

ねぎ課では、冬にも生産できる品種があれば生産量がさらに増えるとして、
今後は市が所有する農業ハウスで新たな品種を比較栽培して、
秋田の冬に生産できる品種を探し出すことを目指しています。

能代市ねぎ課の山田英課長は
「生産量が増えて全国的にも知名度が上がってきていて、この好調な流れをさらに後押ししていきたい」
と話しています。

04/04 19:47