https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180409/k10011396631000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_026

4月9日 20時00分
7日に大阪・茨木市のマンションで36歳の母親と幼い姉妹の合わせて3人が死亡した火事で、台所の壁のコンセントがいわゆる「たこ足配線」になっていたうえ、激しく焼けていたことが警察への取材でわかりました。

7日、大阪・茨木市でマンションの1室が全焼して、この部屋に住む有光知佳さん(36)と長女で小学2年生の愛唯ちゃん(7)それに次女の凜ちゃん(5)の3人が死亡しました。

警察は部屋にいて助かった高校生の長男の話から、台所から火が出たと見て調べを進めていますが、これまでの調べによりますと台所の壁のコンセントが複数の電気機器を接続した「たこ足配線」状態だったうえ、激しく焼けていたということです。警察はこの付近が火元と見て、さらに詳しい状況や火事の原因を調べています。

消防によりますとたこ足配線は許容量を超えた電流が流れて発火するおそれがあるほか、電源プラグとコンセントの間にたまったほこりから火が出るトラッキング現象が起きることが多いということです。消防は電気機器を使わない時はプラグを抜いたりこまめに掃除をしたりするよう注意を呼びかけています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180409/K10011396631_1804091951_1804092005_01_02.jpg