0001ばーど ★
2018/04/16(月) 00:51:43.35ID:CAP_USER9この警察官は、警察学校に入ってから1〜2カ月後、初めての射撃訓練に臨んだ。20メートルほど離れた的に20発ほどを撃った。想像していたより反動は少なく、「こんなものか。エアガン感覚だ」と感じた。
訓練前、「撃ちたくない」「怖い」と教官に申し出る女性警察官もいた。教官が「仕事だから、撃たなあかん」とたしなめ、全員が発砲した。その後、月に一度ほど射撃訓練をした。検定に合格しないと拳銃を貸与されないため、射撃が下手な警察官は授業後も居残って訓練していた。
現場で勤務して数年。今も、年に1度は訓練で発砲するが、現場では拳銃をホルダーから取り外したことはない。「これからも、ほぼゼロに近い確率だと思っている」
今回の事件に、衝撃を受けている。「厳しい職場なので怒鳴られたりすることもあるが、一緒に5回勤務しただけで、発砲するなんてあり得ない。特殊すぎる」と厳しく非難する。
同じ組織の若手警察官が、貸与された拳銃を自らに向け、命を絶ったことがあった。「拳銃を持っているから、極端な話、やろうと思えばできる。警官が警官を撃つ事件もなかったのが不思議」と話す。
一方で、未成年や経験の浅い警察官に、拳銃の貸与を制限すればいいかと問うと、「拳銃を持たないと、凶悪犯から市民や自分を守れない。制服を着ているのだから、警察官として意味がない」ときっぱり答えた。
2018年04月15日 12時43分
京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20180415000041