2018年04月25日 07時17分

 篠栗町と九州大は24日、訪問者が急増している「篠栗九大の森」に、28日からの大型連休中は警備員を配置すると発表した。交通渋滞が発生したり、森が荒れたりしないように、バスで来ることは控え、節度のある散策を呼び掛けている。

 九大の森は、針葉樹のラクウショウが「写真映えする」とインターネットを通じて話題となり、昨年春ごろから訪問者が急増。森の中ではたばこのポイ捨てなどのマナーの悪さが、周辺では交通渋滞が目立つようになった。町と九大は「火気使用禁止」などの看板を敷地内に増やし、問題に対応するための管理運営委員会を設置した。

 九大伊都キャンパス(福岡市)で24日にあった記者会見で、三浦正篠栗町長は「町内外からこれほど多くの来場があるのはうれしい限りだが、看板が増えた。(来場者の)モラルの向上によって看板を減らし、静かな森の姿を取り戻したい」と協力を求めた。

 警備員は28〜30日と5月3〜6日に巡回し、利用違反がないかどうかを確認する。

=2018/04/25付 西日本新聞朝刊=

https://www.nishinippon.co.jp/sp/nnp/f_sougou/article/411263/
http://cdn.mainichi.jp/vol1/2018/04/23/20180423k0000e040215000p/8.jpg
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