彦根警察官射殺 身柄確保の連絡は5時間後 彦根市長が県警に申し入れへ
4/26(木) 8:50配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180426-00000504-san-soci

 滋賀県彦根市の交番で警察官が拳銃で射殺され、殺人容疑で部下の男性巡査(19)が逮捕された事件で、同市の大久保貴市長は25日の定例記者会見で、逃走した巡査の身柄が確保されたにもかかわらず県警から迅速な連絡がなく、緊急態勢が解除できなかったとして、近く県警に連絡態勢の改善を申し入れる意向を示した。

 巡査は11日午後7時47分ごろ、同市南川瀬町の河瀬駅前交番で教育係の井本光(あきら)巡査部長(41)を拳銃で射殺し、パトカーで逃走。約6時間後の翌12日午前1時35分、愛荘町内で身柄を確保された。

 事件発生後、市は市民に不要な外出を避けるよう求める彦根署の緊急メールを配信。その後、身柄確保の報道を受けて市が情報を求めたが明確な回答がなく、約4時間後にようやく情報が届き、午前5時53分、容疑者確保のメールを配信した。

 大久保市長は「(迅速な)情報提供がなかったのは極めて遺憾。警察側も混乱していたと思うが、正式情報が出なかったのは問題だ」と指摘。県警本部とのホットライン構築の必要性について触れ、近く県警本部に連絡態勢の改善を申し入れると述べた。

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