”公金盗み”市職員懲戒免職

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukuoka/20180427/5010000655.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

福岡市は、職場の金庫から出張経費などとして保管されていた現金1万2000円を盗んだとして、
34歳の男性職員を懲戒免職処分としました。

懲戒免職となったのは、福岡市の港湾建設部工務課の34歳の男性職員です。
福岡市によりますと、男性職員は、去年12月、休日に職場を訪れ、出張経費として
金庫に保管されていた公金と課の親睦会費、あわせて1万2000円を盗んだということです。

翌朝、別の職員が、金庫からお金がなくなっていることに気づき、
職場内で聞き取りを行ったところ、この男性職員が名乗り出たということです。
職員は市の聞き取りに対して、
「出張でお金を使ってしまい、個人的な飲み会の費用が足りないと思い、
一時的に借りるつもりでお金をとってしまった。魔がさしたとしかいえない」
と話したということです。

市は、この職員のほかに上司2人を、金庫に施錠していなかったとして、文書訓戒としました。

一方、市は、男性職員から全額が返却されているとして、警察に被害届は出さないということです。

市は、このほかにも、ことし2月に、飲食店で酒に酔って客ともみあいになった
29歳の職員を、減給1か月の懲戒処分にしました。

福岡市総務企画局の久田章浩人事部長は、
「職員の不祥事で市民の信頼を損ねたことを深くおわびします。今後の再発防止を徹底したい」
と述べました。

福岡市では、平成29年度、不祥事が相次ぎ、2人が懲戒免職となるなど
あわせて21人が懲戒処分されています。

04/27 19:17