「瀬取り」監視でカナダ軍機飛来

http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20180428/5090002700.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

北朝鮮の船舶によるいわゆる「瀬取り」を監視するため、沖縄のアメリカ軍嘉手納基地を拠点に
関係国が警戒監視活動を行うことになり、28日、カナダ軍の哨戒機が嘉手納基地に派遣されました。

防衛省によりますと、国連の安保理決議に反して、北朝鮮と外国の船舶が
洋上で物資を積み替えるいわゆる「瀬取り」を監視するため、アメリカに加えて、
関係国が沖縄のアメリカ軍嘉手納基地を拠点に警戒監視活動を行うことになりました。

28日午前10時半ごろ、嘉手納基地の滑走路にカナダ軍の哨戒機、1機が降り立ったのが、
基地の近くに設置したNHKのカメラで確認されました。
防衛省は、警戒監視活動のためカナダ軍とオーストラリア軍の哨戒機の派遣が決まったことを発表していて、
関係者によりますと、28日飛来したのはこのうちの1機だということです。

また、嘉手納基地には、28日、オーストラリア軍の輸送機も飛来したのが確認されました。

今回の活動は、アメリカ軍が中心となって北朝鮮の非核化に向けて圧力をかけ続ける狙いがありますが、
日本を拠点に各国の部隊が活動するのは極めて異例です。

一方、基地の周辺自治体からは騒音被害が悪化することへの懸念の声が上がっていて、
近く緊急の会合を開いて対応を検討することにしています。

04/28 16:37