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 岩手大農学部の宮崎雅雄准教授(生化学)らの研究グループは30日までに、ネコのふんが発する悪臭の原因物質を硫黄を含む化合物だと特定、ネコがその臭いで個体を識別していることを突き止めたと発表した。ふんの悪臭を取り除く消臭剤の開発に応用できる可能性がある。

 研究グループはネコのふんから放出される硫黄含有化合物と脂肪酸を分析。グループによると、化合物は揮発性が高く、臭いをかぎ取って化合物の有無によりネコのものかどうか確認し、化合物の量が多ければ雄、少なければ雌と判断するという。

2018/4/30 17:49
共同通信社
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