トランプ大統領 口止め料支払い一転して認める 説明矛盾に批判
5月4日 3時30分 NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180504/k10011426841000.html

アメリカのトランプ大統領はみずからと不倫関係にあったと主張するポルノ女優に口止め料が支払われたとされる問題で、「知らない」としてきたこれまでの説明から一転して、支払いに関与していたことは認め、従来の主張と食い違うなどと批判が出ています。

この問題は、トランプ大統領の顧問弁護士がおととしの大統領選挙の前、かつてトランプ氏と不倫関係にあったと主張するポルノ女優に口止め料として13万ドル(日本円でおよそ1400万円)を支払ったとされるものです。

これについてトランプ大統領はこれまで「知らない」と述べてきましたが、トランプ氏の顧問弁護団に新たに加わったジュリアーニ元ニューヨーク市長は2日、テレビのインタビューで、トランプ氏が顧問弁護士からポルノ女優に支払われた金額を精算していたことを明らかにしました。

さらにトランプ大統領も3日、ツイッターへの投稿で精算の事実を認める一方で、ポルノ女優と不倫関係になったことはなく、支払いはうその非難をやめるよう合意を結んだ際のものだったと主張しました。

また支払いには選挙資金は使っておらず違法性はないともしていますが、メディアからは従来の主張と食い違うなどと批判が出ています。