【増毛】町内唯一の小学校の増毛小3、4年生が社会科の授業で使っている副読本「ましけ」が本年度、33年ぶりに改訂された。最新の写真を使うとともに、JRの廃線といった児童の記憶にも残る町の出来事や、町内で見られる建物や看板を紹介。歴史や産業について、身近にあるものを通じ、親しみを持って学べる内容に編集した。


 「ましけ」はA4判129ページで、「もっとしりたい増毛のまち」や「昔から今へと続くまちづくり」など全7章で構成する。

 縄文土器が雄冬で発見されたことや、増毛にも武士がいたこと、今や町特産となったリンゴの栽培が始まった頃の苦労話など、児童の興味を引くようなエピソードを多く紹介している。2016年に廃線となったJR留萌線留萌―増毛間は、「駅を今後どのようにつかうかまちの人々で考えています」と現在の状況を記した。

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