今年3月に就任した水鳥真美国連事務総長特別代表が石巻市の大川小学校を視察し、児童の遺族から震災当時の状況を聞きました。
 水鳥特別代表は、津波の犠牲となった児童の遺族の案内で、被災した校舎を見て回りました。
 遺族は「校舎の中を捜索した時はがれきがすごい状態で地域の人も流されてここにいた」と説明した上で
「被災したこの校舎から、学校防災の重要性を発信していきたい」と訴えました。
 それに対し、水鳥特別代表は「悲惨な経験から得られた教訓をどんどん取り入れていくことが大事」と話していました。
 水鳥氏は今年3月、日本人の女性として初めて国連の事務総長特別代表に就任しました。東日本大震災の被災地の訪問は、就任後初めてです。

最終更新: 5/19(土) 22:06
TBC東北放送
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