神戸で当時小学6年の土師淳君が殺害された児童殺傷事件から24日で21年です。加害男性が毎年遺族に送っていた手紙が、今年は届いていないことが遺族への取材でわかりました。

 1997年に神戸市須磨区で起きた児童連続殺傷事件で、当時小学6年生だった土師淳君(当時11)が殺害されました。事件から24日で21年となり、父親の土師守さんがMBSの取材に事件に対するいまの思いを話しました。

 「なぜ私たちの子どもが彼に命を奪われなくてはいけなかったのか。この“なぜ”をずっと追い求めています」(土師守さん)

 淳君を殺害した元少年は2004年に医療少年院を退院した後、毎年命日の前に遺族に向けて手紙を送っていました。しかし、2015年に元少年が遺族に無断で手記を出版して以降、土師さんは手紙の受け取りを拒否し、今年は初めて手紙が届きませんでした。

 「私としては彼に、彼の起こした事件にずっと一生向き合ってほしいと思っていますので、そのためには手紙を書くという行為はしてほしいと思っています」(土師守さん)

2018/05/24 12:01
MBSニュース
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20180524/GE000000000000022729.shtml

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