http://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20180526/0001338.html

05月26日 08時14分
プレミアムフライデーの25日、東北最大の歓楽街、仙台市の国分町では、警察官が違法な客引きに付いていかないよう呼びかけました。

路上で声をかけ、飲食店などへ客を誘導する客引き行為、いわゆる”キャッチ”は、しつこくつきまとうことによって不安を与えるなどの理由で、条例で禁止されています。プレミアムフライデーの25日は、東北最大の歓楽街、国分町の近くで、「キャッチバスター作戦」と名付けて、警察官や地域住民らが通行人にチラシを配って客引きに付いていかないよう呼びかけました。現場には、トークに自信がある宮城版の「DJポリス」も駆けつけ、「もし、客引きの被害にあったとしても恥ずかしがることなく、警察に相談してほしい」と呼びかけていました。

警察によりますと、客引きの件数は年々増えていて、去年はおよそ500件の苦情や相談が寄せられたということです。仙台中央警察署の佐藤順 歓楽街対策課長は「客引きが増えているが、市民が安全・安心・快適に過ごせるような環境を作れるよう心がけたい」と話しています。