【ブリュッセル=横堀裕也】「アンネの日記」の著者アンネ・フランクが記した日記のうち、紙が貼られて内容が分からなかった2ページについて、オランダの研究者が最新のデジタル技術を使って解読に成功した。

 性に対する関心など、多感な年頃のアンネの思いがつづられていた。

 アムステルダムにある博物館「アンネ・フランクの家」の発表によると、この2ページはアンネが13歳の時、アムステルダムの家に身を隠してから約2か月後の1942年9月に書かれたものと判明した。アンネは、性的な描写を含んだ「下品なジョーク」のほか、思春期の体の変化や妊娠、売春などについても記していたという。

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http://sp.yomiuri.co.jp/culture/20180606-OYT1T50099.html