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今月12日、県内でひょうが降り、収穫前の野菜に穴があくなどの被害が出た農家を支援しようと、JA全農長野が傷ついたレタスのセールを行っています。

このセールは、JA全農長野が、ひょうの被害に見舞われた農家を支援しようと企画し、16日から県内28か所の系列の店舗で傷ついたレタスを格安で販売しています。

このうち、長野市の「A・コープファーマーズ南長野店」では、被害に遭った県産レタス60玉が店頭に並び、1つ当たり49円と通常の半値ほどの価格で販売されました。

店長が売り場に立って「ひょうの被害に遭いましたが品質に問題はありません」と声を掛けると、訪れた客はレタスを手にとって次々に買い求め、午前中で完売しました。

長野市の76歳の女性は「お値打ちで新鮮でとてもいい。サラダなどにして食べて農家の方を応援したい」と話していました。

A・コープファーマーズ南長野店の神山貴憲店長は「丹精込めて育てた野菜が被害に遭い、農家の方は悲しんでいる。おいしいので味を確かめてもらいたい」と話していました。

このセールは16日と18日の2日間行われ、売り切れしだい終了するということです。

06月16日 12時33分
信州 NEWS WEB
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