https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180623-00000025-jij-n_ame

米アリゾナ州で3月、歩行者をはねて死亡させる事故を起こした米配車サービス大手
ウーバー・テクノロジーズの自動運転車に乗車していた安全要員の女性が、衝突時に
スマートフォンで動画を視聴していたとみられることが22日、明らかになった。

ロイター通信などが地元警察の報告書の内容を報じた。

警察が入手した動画配信サービス「Hulu(フールー)」の記録では、女性のアカウントには
衝突時までの42分間、番組が配信されていた。車載カメラの映像でも女性が手元に目線を
落としているのが確認され、警察は注意が払われていれば「(事故は)完全に回避可能だった」
と結論付けている。

米運輸安全委員会(NTSB)が5月に公表した中間報告によると、女性は衝突まで1秒を
切ってからハンドルを握り、ブレーキを踏んだのは衝突後だった。ただ、女性はNTSBに対し
「自動運転の装置を監視していた」と説明し、スマホ使用は否定した。