人事院は29日、2018年度の国家公務員総合職試験の合格者数が1797人(前年度1878人)だったと発表した。合格者のうち女性は27・2%(488人)で、過去最高の割合となった。

 女性合格者の割合は近年、増加傾向にある。人事院は女子学生向けセミナーの開催を増やすなどしており、「女子学生が先輩訪問を通じて『働く女性の姿』をイメージしやすくなった」と分析している。

 合格者を出身大学別に見ると、東大329人、京大151人、早大111人と続いた。東大出身の合格者は前年度より43人減った。

 試験の申込者数は1万9609人(同2万591人)で、倍率は10・9倍(同11倍)だった。

2018年06月29日 19時54分
YOMIURI ONLINE
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