高校の調理実習の食品で食中毒

http://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20180703/1060002202.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

群馬県東部にある高校で生徒11人が発熱や下痢などの症状を訴え、このうち4人から
「カンピロバクター」という細菌が検出されたことなどから保健所は
高校の実習で調理した食品を原因とする食中毒と断定しました。

県によりますと、先月25日に県東部にある高校から
「複数の生徒が発熱や下痢などの症状を訴えている」と保健所に連絡がありました。
保健所で調べたところ、この高校の実習で調理したハンバーグやコロッケなどを食べた生徒
11人が同じ症状を訴えていることがわかりました。
このうち2人が入院しましたが全員快方に向かっているということです。

症状を訴えた生徒のうち4人から食中毒の原因となる「カンピロバクター」という細菌が
検出されたことに加え、共通する食事が高校の調理実習の食品に限られていたことから
保健所は、調理実習の食品を原因とする食中毒と断定しました。

県によりますと、カンピロバクターは動物の消化器官に生息する細菌で食肉につきやすく、
夏に食中毒を発生させることが多いということです。
このため県では、肉は十分に加熱するほか、生の肉を扱った調理器具は、
こまめに洗うよう注意を呼びかけています。

07/03 16:06