7/4(水) 17:15配信 産経新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180704-00000549-san-pol
 群馬経済研究所(前橋市)が、群馬県民を対象に住みたい都道府県を調査したところ、「群馬県以外」を選んだ人が35.5%、引き続き群馬に住みたいと答えたのは64.5%だった。希望する転出先として最も人気があったのは東京で、半数以上の人が「鉄道での移動がしやすい」「買い物がしやすい」などと回答した。

 12%の人が東京都を選び、次いで、埼玉(3.9%)▽神奈川(3.9)▽沖縄(2.8)▽京都(2.0%)−と続く。年代別でみると、20〜30代の41.1%が県外を選び、若年層ほど転出意欲が強いことがわかる。

 県外に住みたい理由(複数回答)を問うと、「鉄道での移動がしやすい」が35.7%と最多で、「買い物がしやすい」が32.5%、「海がある」にも3割近くの回答があった。

 一方、県内に住みたい理由のトップは、「現在の職場に通いやすい」で48.5%、次いで「買い物がしやすい」(40.2%)だった。

 研究所は調査結果を受け、よい職場があること▽生活しやすいこと▽地域の好感度をあげること−が、県外への人口流出を抑える上で、重要だとしている。

 調査は、現在の居住地から転居する場合を想定し、昨年12月に実施。358人から有効回答を得た。