路上でスパッツ姿の下半身を女子高生に見せたとして、奈良県警香芝署などは5日、県迷惑防止条例違反(卑わいな行為)の疑いで、
同県橿原市常盤町の会社員、喜多勝繁容疑者(47)を逮捕した。「3年ほど前からしている。興奮するからやった」と容疑を認めている。

逮捕容疑は6月18日午前8時半ごろ、同県香芝市の路上で、登校中だった県立高校3年の女子生徒(17)にスパッツ姿の下半身を見せたとしている。

同署によると、喜多容疑者は帽子とTシャツ、薄い生地のスパッツを着用。
Tシャツで下半身を隠していたが、女子高生に走って近づきながら、無言でTシャツをたくし上げたという。

付近は中学や高校の通学路で、平成28年6月ごろから同様の被害に遭ったという相談が10件寄せられていた。
学生の間では「スパッツおじさん」と呼ばれ、有名だったという。

同署は被害者が撮影した写真をもとに捜査。被害が月曜日の登校時間に集中していたことから、署員らがジョギングを装って警戒していた。
先月25日、不審な動きをする乗用車を見つけたところ、運転手の服装などが特徴と一致。ナンバープレートから喜多容疑者が浮上したという。


2018.7.5 22:02
産経ニュース
https://www.sankei.com/west/news/180705/wst1807050087-n1.html