2018.7.19
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多数出品されている

今夏の全国高校野球選手権大会から、バックネット裏の約5000席を従来の「中央特別自由席」から「中央特別指定席」に変更。また、阪神甲子園球場のチケット売り場の混雑を回避するため、この席だけ完全前売りでの販売が実施された。

空席の状況次第で当日券を販売する可能性もあるというが、バックネット裏という特等席が前売りでしか手に入らなくなったことで、フリマアプリ「メルカリ」では、「中央特別指定席」などのチケットが定価以上で多く出品されている。(文:宮西瀬名)

■ 当日販売されるにも関わらず定価の数倍で取引
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高額転売が多々あります

メルカリで「高校野球 チケット」と検索すると、大量に転売されたチケットが表示される。ほとんどの「中央特別指定席」が定価2800円の約3倍の8000〜9000円で売られている。

また、「中央特別指定席」だけでなく定価2000円の「1・3塁特別自由席」も2倍以上の4000〜5000円で転売されている。「1塁特別自由席」も前売りだけでなく当日販売も実施される予定なのだが、1枚7000〜8000円で落札されているものもあった。

高校野球は年々人気を高めており、今春に開催された第90回記念選抜高校野球大会では、昨年の53万2000人を上回る54万人が来場。平成になった1989年以降最多の来場数を記録した。

そして、今夏は第100回の記念大会。例年以上に注目が集まっており、節目の甲子園を一目見ようと躍起になっている高校野球ファンは多い。”転売ヤー”はその高校野球ファンの心情を読み取り、チケットを買い占め、転売行為に勤しんでいるのだろう。

>>2以降へ続く