貝化石を牛の餌に 工場生産開始

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/sapporo/20180725/7000001774.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

ミネラルを豊富に含む貝の化石を牛の餌に加工する全国でも珍しい工場が、
道北の中頓別町で25日から稼働し生産を始めました。

中頓別町のある地域は1000万年前は海底だったと見られ、地中には
ホタテなどの貝殻の化石でできた石灰質の層があります。
その埋蔵量は85万トンと推計されていて、鉄や亜鉛などのミネラルをバランスよく含むことから、
牛の餌などとして活用することになり、25日から化石を加工する民間の工場が稼働を始めました。

工場では、貝の化石を専用の機械に投入し、乾燥させたあと
細かく砕いて20キロずつ袋詰めしていました。
年間およそ4000トンの貝の化石を採掘し加工する計画だということで、
1キロ200円で全国の酪農家や畜産農家に販売するということです。

加工場の桑原守孝社長は、
「貝の化石には牛乳がおいしくなったり肉が柔らかくなったりする成分が入っています。
牛のほかにも豚や鶏の飼育にも使えるのでたくさん利用してもらいたいです」
と話していました。

07/25 12:08