全国初、事実婚カップルも証明書
千葉市、LGBTに限定せず

 千葉市は23日、性的少数者(LGBT)や事実婚などのカップルにパートナーとしての証明書を交付する制度を来年4月から始めると発表した。
 市は対象をLGBTに限定しないパートナーシップ制度は全国初としている。
 9月1日からパブリックコメント(意見公募)を実施し、詳細を固める。

 市によると、証明書発行の条件は、2人とも配偶者がいない成人で、いずれかが市内在住か転入予定があることなど。
 互いをパートナーとして宣誓したカップルに交付する。

 熊谷俊人市長はこの日の記者会見で「その人らしく生きる基盤をつくる。家族、パートナーシップの在り方を考えるきっかけになれば」と述べた。

共同通信 2018/8/23 19:30
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