腹腔鏡手術後に男性死亡=動脈切れ大量出血−滋賀・彦根市立病院

 滋賀県彦根市立病院は27日、同市内の60代男性に2016年9月、腎臓の腫瘍を切除する腹腔(ふくくう)鏡手術を行った際、腸の動脈が切れて大量出血し、死亡する医療事故があったと発表した。

 病院は同日までに遺族に謝罪、約2900万円を支払うことを決めた。

 病院によると、男性は健康診断で右の腎臓に腫瘍があると指摘され、16年7月に泌尿器科を受診。
 8月に入院し、9月1日に腫瘍を切除するため腹腔鏡手術を受けた。
 しかし、手術中に腸付近の動脈が切れて大量出血し、同3日に出血性ショックと多臓器不全で死亡した。 

時事通信 2018年8月27日 15時31分
http://news.livedoor.com/article/detail/15217301/