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米、シリア南部で演習=ロシア軍事作戦に警告か
2018年9月8日 7:07 
発信地:ロシア [ 例外 その他 ]
【9月8日 時事通信社】米中央軍は7日、シリア南部タンフの駐屯地付近で軍事演習を開始したと発表した。ロシアがタンフ周辺で対テロ軍事作戦を実施する意向を示していることに対する警告とみられる。

 声明によると、米軍は航空機と地上部隊による実弾演習を実施。中央軍報道官は「いかなる場所においても迅速に航空・地上部隊を展開して標的を急襲し、離脱する能力を示す」と説明した。米メディアによれば、海兵隊100人以上が演習に参加した。

 ロシアは今月に入り、タンフ周辺で軍事作戦を行うと米軍に2度にわたって通達。米軍は現地に設置された「衝突回避地帯」でロシア軍が活動すれば、軍事的緊張を高めると反発していた。

 タンフ近郊では昨年6月、米軍主導の有志連合が駐屯地に向けて進撃してきたシリアのアサド政権派の部隊を攻撃するなど、小競り合いが続いている。(c)時事通信社