旧日本軍の戦闘、最高裁「国の損害賠償認めず」
2018年09月13日 11時10分
https://www.yomiuri.co.jp/national/20180913-OYT1T50060.html?from=ytop_main2

 太平洋戦争末期の沖縄戦で負傷した民間人や遺族ら36人が国に1人当たり1100万円の損害賠償と謝罪を求めた訴訟の上告審で、最高裁第3小法廷(戸倉三郎裁判長)は11日付の決定で原告側の上告を棄却した。原告敗訴とした1審・那覇地裁と2審・福岡高裁那覇支部の判決が確定した。1、2審判決は「現憲法施行前の旧日本軍の戦闘行為などについて、国の損害賠償を認めることはできない」として原告側の請求を棄却していた。