北陸新幹線の開業以降、駅前や郊外の商業施設に押され賑わいが薄れつつある金沢市中心部を活気づけようと「食」をキーワードに新たな取り組みがスタートします。それは「屋台村」です。

(リポート)
「金沢市片町2丁目の工事現場。この場所に今年12月、11の飲食店が軒を連ねる屋台村が生まれます」

 屋台村の名前は「とおりゃんせKANAZAWA FOOD LABO」で金沢の「食文化」を発信します。この屋台村、仕掛けたのは金沢青年会議所です。

金沢青年会議所の担当者:
「全国でやっているような『ビールケースに赤ちょうちん』は金沢じゃない」

 屋台村への出店者の募集は20日からスタート。石川県外はもとより国外からも応募可能です。家賃は1階店舗が4万円、2階は2万円と超格安。

 さらに注目なのは会計システムです。この屋台村で使えるのはクレジットカードや電子マネーのみ。「現金を使わない」いわゆるキャッシュレスです。

金沢青年会議所の理事長:
「街の中心部に駐車場が増え、どんどん人が減ってきている。食を求めて世界中から人が集まってくる。そんな街を目指したい」

「KANAZAWA FOOD LABO」の出店希望は10月8日まで受け付けています。

http://www.ishikawa-tv.com/sp/news/00214844
http://www.ishikawa-tv.com/_itc_news/_thumb/51529.jpg