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2018年9月27日 / 19:37 / 11分前更新
米最高裁判事候補の性的暴行「100%確信」、告発女性が議会証言
[ワシントン 27日 ロイター] - 米連邦最高裁判事に指名されているブレット・カバノー氏から過去に性的暴行を受けたと告発したカリフォルニア州の大学教授クリスティン・ブレイジー・フォード氏が27日、上院司法委員会の公聴会で証言した。

フォード氏は証言で、カバノー氏が性的暴行をしようとしたことをどの程度確信しているかとの議員からの質問に対し、「100%」と言明した。

フォード氏の証言によると、カバノー氏は1982年にメリーランド州で行われたパーティーで、酒に酔ってフォード氏を襲い、洋服を脱がそうとしたという。フォード氏は当時15歳、カバノー氏は17歳だった。

フォード氏は、カバノー氏が「レイプしようとしていたと確信している」と証言。助けを求め叫んだが、カバノー氏に口をふさがれたとし、「それが最も怖く、後々まで私の人生に影響を及ぼした。息ができず、誤って殺されると思った」と語った。

フォード氏ら女性3人による告発に対し、トランプ大統領や一部共和党議員がカバノー氏を標的とした攻撃と批判しているが、フォード氏は「私は独立し、何も属しておらず、チェスの駒ではない」と述べた。

この日はカバノー氏の証言も予定されており、同委員会は28日に指名承認採決を実施する可能性もある。